低価格で販売されている市販の化粧水は、肌に凄く良いという成分ばかりではありません。肌質によっては、しみたり肌荒れを起こしてしまう事もあります。この記事では敏感肌で化粧水選びに悩まないようにポイントを紹介してあります。
目次
市販のプチプラ化粧水がしみる・・・敏感肌になった!?
20代になり、今まで使っていた化粧水が合わなくなった・・・というコトはありませんか?
パッと見た目には判断しにくいけれど、肌質が変わってきている可能性があります。
例えば、日光に肌がさらされても黒くならず、赤くなって火傷のような症状になってしまうような方。それまで大きなトラブルがなかったとしても、敏感肌に分類される可能性大です。
愛用してきた化粧水がシミる、赤みがかるなどの方はスキンケアの切り替えを検討した方がいいかもしれません。
お手入れ時に違和感アリの化粧水を続けて使うと、お肌に過度な刺激を与え症状が悪化してしまう危険性があります。
例えば、使った直後にヒリつく・湿疹や赤みが出たりカブレたりする場合。化粧水の中にお肌に合わない成分が含まれている可能性が高いので、継続してケアすると、症状が加速して悪化。
腫れや痒みが出たり、皮がむけて部分的にカサついたり、そこから割れてしまうこともあります。
過剰に反応したお肌が乾燥することで、ニキビが増えてしまったり、シワやシミができやすくなるまでにトラブルが拡大し、いいことはひとつもありません。
せっかく買ったからもったいない・・・と惰性で使い続けてしまうのは実はとても危険。後からもっと時間もお金もかかることになりかねないのです。
市販の化粧水は敏感肌に不向きなの?
ではなぜ今まで普通に使ってきた化粧水で、ダメージを受けてしまうようになったのでしょう?
二十歳の曲がり角を過ぎたお肌は、見た目にはわからないところで様々な変化が起こっています。
水分を留めておく力が弱くなってしまったり、お肌のバリア力が下がってきたり。。。
敏感肌の方は元から外部刺激から皮膚をプロテクトする力が弱く、お肌の強い人より反応が色々出やすい状態にあるのです。
特にエアコンによる温度差や、冬の暖房による乾燥などの環境の変化にも対応しにくくなっているので、季節の変わり目などは要注意です。
それまでは市販のプチプラ化粧水で潤っていたとしても、自覚がないまま肌質が変わってしまうと、事足りていたはずの成分配合ではケアし切れなくなってしまい、化粧水が染みるようになったり。手持ちの化粧水で肌荒れを起こしてまうなど、トラブルに陥るパターンもあります。
とはいえ、単純に市販のプチプラ化粧水が全て敏感肌に悪いという訳ではありません。
お肌の変化も見据えてケアできるポテンシャルの化粧水であれば、問題ないのです。
ただ、敏感肌の場合は、刺激物になりうる要素や配合された成分とその濃度も吟味しなくてはなりません。この点を市販のプチプラ品がクリアしているか?見ていく必要があります。
市販のコスメは対面販売と通信販売がある
そもそも、市販のプチプラ化粧水が、なぜあんなに安価な値段で販売されているかご存知ですか?
市販のプチプラコスメも、実店舗に並ぶ輸送費やそれに関わる人たちへの人件費など色々なコストがかかっているタイプと、流通コストを極限まで切り詰めその分を材料費や開発費に投じて自社通販で販売価格を抑えたタイプがあります。
前者の中には有名な女優さん等を起用し広告費にも、莫大な費用がかけられているスキンケア商材も、少なくありません。
にもかかわらず、あれほどのお得な金額で販売できるのはなぜか?・・それは単純に成分の質を下げているから。そんなこと、「成分表示をみたらわかるコトじゃないの?」と思われるかもしれません。
しかしながら、同じ成分でもどんな製造過程を経たか?何由来か?などにより品質は変わり、それを正確に知ることは、一般消費者にとってはかなり難しいコト。
敏感肌の方にとっては致命傷になりかねない品質のものや、肌質をケアするに足る成分が含まれていない可能性もあるため、知らなかったでは済まされない場合もあります。
知識のない敏感肌の一般消費者が肌トラブルを回避する最も手軽な策として、市販のスキンケアでも質の高いコスメへの切り替えが考えられます。
でも、グレードアップに伴いコストも上がってしまうのが悩みどころ。
プチプラでかつ質の高いスキンケアを探すのも簡単じゃないかも・・・と心配な方におすすめしたいのが、通販コスメです。
敏感肌だからこそ化粧水を選びたい!市販品から探すなら通販がおすすめ
ここまでお伝えした内容で、敏感肌の方が市販のプチプラ化粧水を使う際、質が低く刺激への配慮に欠けた成分配合のコスメは避けた方がいいということが理解できましたよね?
では、市販品、特に通販品から良質なプチプラ品を探しやすい傾向にあるのは、なぜかでしょうか?
質の高い製品は、開発費や研究費、良い素材を採取するための人件費などにコストを割いてるからこその確かなクオリティー。やはり高いものには、それなりの理由があるというわけですね。
通常の店頭市販品は出荷後の輸送費や販売までの人件費を上乗せしなければなりません。よって、差し引きで質を落とさざるをえないケースが増えてしまうのです。
その点、ネット通販で販売されている製品はそれら費用を最小限におさえ、モノづくりに充当することが可能。
ゆえに、市販のプチプラコスメでも通販品は品質の良い原材料を使用し、由来、産地、製品の製造過程を確認でき、敏感肌でも安心して使えるコスメの選択肢が多いわけです。
質の高い市販品化粧水、“そこそこ”の市販品化粧水
現役皮膚科医によると、やはり安価な製品には敏感肌の方の肌にはストレスがかかるモノが多いのだそうです。
一般的な化粧水の成分の内訳は以下の通り。
1.水
2.ベースの成分
3.機能性成分
4.安定化成分
5.その他の成分
市販されている化粧水の大半が、80%以上の水で作られているのだそうです。その水も品質は様々。化粧水の内訳でも、割合が大きいだけにスキンケアの効果・実感にも差が出ます。
敏感肌向けの温泉水配合のコスメが人気な理由もここにあるのでしょうね。
化粧水には保湿成分などは機能性成分に含まれますが、原材料の由来や産地、配合量のほか製造過程や品質管理の違いにより、粗悪なモノから上質なモノが市販品として市場に出回るのです。
違和感に気づいたら切り替え時!敏感肌をしっかりフォローできるコスメをセレクトしよう
敏感肌の方は特に、従来使用してきた製品でケアして違和感に気が付いた時点で切り替える事をおススメします。
ゆるやかでも、内側からも老化しているというのに、外からのケアで補いきれてないどころか悪化させてしまってはスキンケアの甲斐がないですから。
深刻なトラブルに発展した場合は美容皮膚科の領域になり、高額な費用をかけて治療を受けたとしても、完璧に改善されるのは難しいとされています。くれぐれも注意したいですね。
影響があるのは美容面だけではありません。経皮毒と言って、ほほや額の皮膚からは有害性のある化学物質が吸収され、それは身体の中に蓄積されていきます。
経皮毒は角質層が薄い箇所から体内に入りやすいのですが、敏感肌の場合は顔全体が侵入経路になりうるので注意しなければなりません。
身体にも障りが出るリスクも踏まえ、敏感肌の方は美肌と健康を考えたスキンケア選びが必要です。
通販コスメは特に、商品説明をしてくれる販売員が介在しない分、原材料・製造過程・品質管理法など、公式サイトで非常にわかりやすく説明していることが多いのも利点。
低価格でも製品の充実度が高い傾向にあり、専門知識のない方でも情報の取捨選択がラクな利便性も兼ねているわけです。
市販品の化粧水もセレクト次第。プチプラでも良質なコスメは出回っていますので、敏感肌をフォローしていくことは可能です。
ご自分に合ったスキンケアとの出会いを信じて、等身大の化粧水探しをしてくださいね。