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肌の悩み相談室 乾燥肌

乾燥肌×ニキビ肌 同時に悩みを解消する化粧水とは?

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この記事では乾燥肌とニキビの関係性と乾燥肌くるニキビの原因を載せてあります。また乾燥肌から起こるニキビ肌にとってどのような化粧水を使えばいいのかが明確になります。

乾燥肌によるニキビの症状

ニキビには大きく分けて、10代の頃に出来る思春期ニキビと、20代以降にできる大人ニキビがあるのをご存知ですか?

大人ニキビは乾燥肌が原因で出来るものが多く主には口の周りや、Uゾーンと言われる顎周辺にできることが多いのが特徴です。

また一度できると、同じ場所に繰り返しできるのも大人ニキビの特徴。

同じ部分にできるので、痕に残りやすくシミなどもできやすくなります。

奥の方に出来る事も多いため痒くなることがあり、寝ている間など無意識で掻いてしまっている事も。

乾燥肌はお肌の抵抗力が下がっているため、外からの刺激にも弱くなっています。

手にはたくさんの雑菌がついているので、掻いた場所から雑菌が入りニキビをさらに悪化させてしまったりもします。

また、思春期ニキビとはできる原因が違うので、ケアの方法が変わってきます。

もう一つ「お肌がべた付いてるから、乾燥肌ではないな」と、オイリー肌用のスキンケアをされている方も要注意。

そのべた付きは、ドライスキンを解消しよう!潤いを取り戻そう!と過剰に分泌された皮脂です。

オイリー肌用のケア用品で必要以上に皮脂を取り除いてしまうと、逆に乾燥肌がすすみ更に皮脂を分泌するという、乾燥肌スパイラルに陥ってしまいます。

その結果ニキビを増やしたり症状を悪化させてしまう事が多いのです。

思春期ニキビと同じケアや、オイリー肌用のスキンケアをされている方は乾燥肌用のニキビケアができるスキンケアに切り替えましょう。

乾燥肌でニキビができる原因とニキビが悪化する化粧水

乾燥肌を作ってしまう理由

乾燥肌を作り出している原因の大半は、間違ったスキンケアをしていること!

自分の肌に合ってない方法でケアしていると、効果が出ないどころか逆に悪化させてしまう事になってしまいます。

・何度も洗顔したりゴシゴシ洗っている
・保湿効果の高い化粧水を使ってない
・刺激が強い成分のスキンケア製品を使っている
・毎日ピーリングしている
・思春期ニキビ用のケア用品を使っている

などなど、思い当たる方はいませんか?

乾燥肌にまっしぐら!といっても過言ではありません。きちんと乾燥肌に対応した方法を知って、改善していきましょう。

乾燥肌なのにニキビができる理由

お肌が乾燥している = 皮脂の分泌量が低い = 角質に含まれる水分が少なくなっている状態なのです。

健康なお肌は、汗などの自然な水分と皮脂でできた皮脂膜(お肌のバリア機能)によって守られています。

乾燥肌は皮脂膜の効果が弱く、角質層にキープされているはずの水分が大量に蒸発しているのです。

水分が少なくなった角質は硬くなりやすく、そこに皮脂が詰まりやすくなるためニキビができやすくなっているのです。

ニキビを悪化させる化粧水

CM等で有名なケア商品や市販されているニキビ用の化粧水は、思春期ニキビ用に開発された商品が多いのをご存知ですか?。

乾燥肌ニキビなのに、思春期ニキビ用のケア商品を使ってしまうと、逆に乾燥が進みニキビを増やし悪化させてしまいます。

製品に含まれる成分を見てみて下さい。
【硫黄(イオウ)】が含まれてませんか?

硫黄は思春期ニキビには即効性が期待できるのですが、乾燥肌ニキビには向いてません。
実は皮脂を取り除く作用がとても強いのです。

お肌の皮脂が必要以上に取り除かれてしまうと、水分がキープできなくなり乾燥が進んでしまいます。

【硫黄】が含まれていない化粧水でしっかり保湿することが大切です。

乾燥肌でニキビができた人が使うべき化粧水とは?

乾燥肌からできる大人ニキビを対策するために、どんな化粧水を選べばいいか?のポイントは

■保湿成分が入っている
■浸透力の高いタイプ
■ニキビに有効な成分が配合されている

この3つです。

感覚としては塗布した時にべた付かず、でも潤いを感じもっちりするタイプの化粧水を選びましょう。

その1:おすすめ保湿成分

セラミド
→細胞と細胞の間を埋める事で水分を蓄えお肌の保湿効果を高めます。
細胞の間をすき間なく埋めてくれて、外部の刺激から守ってくれています。

ヒアルロン酸
→6リットル/1gという驚異の保水力で、お肌の弾力と潤いをキープする役目を担っています。

コラーゲン
→弾力の源。瑞々しく健康でハリのある若々しいお肌を保つ働きをしています。

エラスチン
→お肌の弾力と柔らかさをキープしてくれています。
これが減ってくると、お肌のたるみが加速します。

その2:浸透力とは?

その名の通り、お肌に浸透する力が強いかどうか?

どんなに保湿成分がふんだんに含まれていたとしても、浸透力が低い化粧水だとお肌の奥にまで、有効成分を届けられません。

具体的には「ナノ」や「浸透型」と記載されているモノを探してみて下さい。

分子構造が小さく作られている為、そうじゃない化粧水より有効成分をお肌の奥深くまで届けてくれる可能性が高くなっています。

その3:ニキビに有効な成分

グリチルリチン酸
→甘草から抽出された成分なのでお肌に優しく、炎症を抑える効果もあり。

アラントイン
→植物や尿素から抽出される成分で、ニキビの炎症を抑え赤みを和らげてくれます。

ビタミンC誘導体
→文字通りビタミンCを誘導してくれるステキな成分。
過剰に分泌される皮脂を抑える事で、ニキビを予防。
おまけに美白作用もありニキビ跡にも効果あり。

ただしビタミンC誘導体はニキビ予防やニキビ跡には有効ですが、お肌への刺激が結構強い成分です。

すでに乾燥によってニキビが出来ている場合や、乾燥によってお肌に炎症がある場合は注意が必要です。
注意深く様子を見ながら、気を付けて使いましょう。

そして乾燥肌+敏感肌の方には低刺激タイプの化粧水をおすすめします。

実はエタノール等の油分の一部には、ニキビを刺激して悪化させてしまうモノもあります。

わかりやすいのは

ノンコメドジェニック
→他にも【コメドテスト済】という記載のある化粧水は、ニキビができやすい成分を使ってませんよという証拠です。

配合されている詳しい成分がわからない場合は、この記載を探してみて下さいネ。

また刺激を極力避けたい場合は

アルコールフリー
オイルフリー

という記載のある商品を探してみて下さい。刺激の少ない化粧水で、しっかり保湿していきましょう。

効果の高い使い方としては、乾燥肌の方は特にコットンは使わず手を使うことをおすすめします。

清潔な手に化粧水を取り、両手で挟んで化粧水を温めます。

そのまま顔を包み込むように塗布し、優しくしみ込ませるように顔全体に塗布しましょう。

目の周りや、鼻の周りの細かい部分も忘れずにしみ込ませましょう。

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