スキンケアでもっとも重要なのは毎日の洗顔――。
わかってはいるものの日々時間に追われ、つい適当に済ませてしまうというかたも多いのではないでしょうか。
かくいう私も仕事からの帰宅はいつも深夜。疲れた体に、メイク落としやその後の洗顔は面倒でしかありません。
とはいえ、年齢とともに目だってきたくすみやシミを無視できなくなっているのも事実。乾燥肌気味なのも気になります。
「簡単に使えて、エイジングケアもできるクレンジングはないの?」と、ほとんどすがる思いでたどり着いたのが、「ちゅららクレンジングローション」。
「不要なものは落とし、必要なものは守る。」との心強いコンセプトにひかれ、さっそく試してみました。
目次
天然由来の成分で 肌に負担をかけないシングル洗顔
ちゅららは、沖縄由来の天然成分にこだわったエイジングケア化粧品のシリーズ。本品は、1本でメイク落としと洗顔が可能なクレンジングウォーターです。
ミネラルが豊富に含まれたサンゴ水と海洋深層水、青パパイヤから採取されるパパイン酵素などを配合。
メイクや汚れをしっかり落とそうとするがゆえの「洗いすぎ」を防ぎ、肌に必要な水分やうるおいはしっかり残してくれるというすぐれものです。
パラベンや合成香料、タール色素はいずれも一切使われておらず、安心して使える点もポイントでしょう。
そして、なんといっても注目すべきはその手軽な使用方法です。
コットンに含ませてさっとふき取るだけで、水での洗い流しも不要。おまけに夜のメイク落とし、朝の洗顔両方に使えるんです。
沖縄の自然がもたらす3つの恵み
ちゅららクレンジングローションに含まれる、主な成分のはたらきを見ていきましょう。
サンゴ水がターンオーバーをサポート
沖縄のサンゴで浄化された海水には、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルがたっぷり。肌のターンオーバーを促してくれます。
海洋深層水がうるおいを与え、肌を保護
太陽の光が届かない深海で静かに育まれた久米島海洋深層水(ニガリ)には、肌をみずみずしく整えてくれるマグネシウムが豊富に含まれています。肌に必要なうるおいを逃しません。
パパイン酵素が角質を分解
パパイン酵素にはたんぱく質をやわらかくして分解する作用が。たんぱく質でできた古い角質や汚れをすっきりと取り除いてくれます。
パパイン酵素に加え、たんぱく質と脂肪をそれぞれ分解するプロテアーゼ酵素、リパーゼ酵素も配合されています。
これらの3種類の酵素がたんぱく質や余計な脂質をやわらかくしてくれるので、強くこすって肌に負担をかけなくても汚れが落とせるしくみ。
また、コットンが汚れを吸着すると同時に肌にうるおいも与えるので、しっとりとした状態に仕上がるというわけです。
「不要なものは落とし、必要なものは守る。」洗顔で大切な二つの働きを兼ね備えたクレンジングなんですね。 [*]
ダブル洗顔不要のお手軽!ちゅららクレンジングローションの効果的な使い方
洗いすぎは肌のターンオーバーを乱すことから、ダブル洗顔をすすめない美容専門家もいるのだとか。
その点、ちゅららクレンジングローションなら1本でメイク落としと洗顔が可能です。
使い方はいたって簡単。
1)メイク落としの場合、コットンに4~6プッシュ、洗顔の場合は2~3プッシュとる
2)ほほ、ひたい、鼻、小鼻、口元、首の順番で、やさしく、さっとふき取る。ローションを肌へしっかりしみこませ、強くこすらないようにするのがポイント
3)目元は、ローションを数秒メイクとなじませてからふき取る
4)ダブル洗顔は不要。お好みで水かぬるま湯で洗い流してもよい
ちゅららクレンジングローションはしっかり落とせてしっとり潤う
今回は、ちゅららの公式サイトで150ml(2,500円・税抜)のタイプを購入しました。つや消し調の白いボトルは変に主張せず、部屋のどこにでもなじみそう。
ポンプ式なので衛生面も合格点です。
ローションをコットンに含ませた瞬間、さわやかなフローラルな香りが。沖縄産の月桃葉エキスが配合されているせいかもしれません。
ほんのり海の香りも感じるのは、サンゴ水や海洋深層水が使われているからでしょうか。
月桃葉エキスには、赤ワインの34倍ものポリフェノールが含まれているのだとか。
ポリフェノールはご存じのとおり、年齢による肌の変化や乾燥に効果があるといわれる成分。さっそくエイジングケアへの期待が高まってきました。
ローションの見た目は無色透明で、まるで水のようなサラサラ感。
ふき取りタイプのメイク落としはベタつく印象があったのですが、化粧水を塗布しているようなさっぱりした使用感でした。
ヒリヒリするような刺激やストレスはまったくなく、肌へのやさしさを実感。沖縄の自然素材が使われていることへの安心感がとても大きかったです。
やさしいだけじゃない 納得のクレンジング力
肌にやさしい分、クレンジング効果が心配でしたが、マスカラやアイラインなども数秒ローションをなじませるだけでオフできました。
よほどのガッツリメイクでなければ、問題はなさそう。ラメ系のメイクアップも落とせたので満足しています。
使用後はつっぱり感もなく、洗顔前よりも肌がしっとりとうるおった様な。肌のトーンも心なしか明るくなったように見えたのは気のせいでしょうか。
パパイン酵素が角質をしっかり除去してくれるそうなので、使い続けるとくすみの改善もできそう。
ターンオーバーが整えば、目立ってきたシミにも効いてくるかもしれないなと夢はふくらみます。
そして、なんといってもダブル洗顔が不要なだけでなく、水での洗い流しさえしなくてよいところが最高。
クタクタに疲れて帰宅した夜、ソファでくつろぎながらササッとメイク落としと洗顔が終わってしまうのは、なにものにも代えがたい魅力といってよいでしょう。
ちゅららクレンジングローションをさらに上手に使うには
水洗い不要のクレンジングローションですが、もちろん気になるかたは、使用後に水やぬるま湯で洗い流してもOKです。
クレンジング後にミスト化粧水を顔にスプレーし、コットンでふき取る方法もすっきりしますよ。
朝晩使うものなので、150mlのタイプではすぐに足りなくなってしまう印象です。
最初は300ml(4,300円・税抜)のボトルを購入し、その後は同じく300mlの詰め替え専用ボトル(3,900円・税抜)を買い足していく方法がコスパはよさそうです。
コットンも切らさないように注意したいですね。コットンは薄いタイプだと何枚も必要になるので、厚手のものをおすすめします。
アイメイクについては、ローションをコットンに含ませるのではなく、直接目元につけてなじませてもいいかもしれません。
また、まつ毛エクステをしているかたは、接着部分にコットンの繊維がからまってしまう可能性があるので、目元だけはコットンを使わない方が無難でしょう。
ちゅららクレンジングローションの基本スペック
【形状】リキッド状(水状)
【テクスチャー】粘性が全くなくさらさら。肌に強めにこすりつけるとかすかな気泡状に変化し、ほんのわずかに粘り気が出る。
【スメル(匂い)】ほんのり、さわやか。フローラル系のかおりを更にアッサリしたようにも感じる。
【マッチする肌質】よほどのアレルギー・敏感でない限りはどの肌質タイプでもOK。
【肌への刺激・やさしさ】刺激やツッパリはなし。(洗い流しをしない点で、違和感を覚えるケースはあるカモ)
【使用感・効果】クレンジングとしてはメイクにスンナリ馴染み、落ちもよい。洗顔の面でも肌馴染みがよく、角質に働きかけている効果は見て取れる。
【手間・手軽さ】コスパは購入するサイズ次第。W洗顔&洗い流し不要でかなりの時短アイテム。使い勝手は言うまでもなく◎
【ケアに適した場面】朝・夜/メイクオフしたい時
【返金保証の有無】無
ちゅららクレンジングローション5段階評価
評価項目 | ☆評価 |
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総合評価 | |
効果・実感 | |
保湿力 | |
浸透力 | |
コスパ | |
オススメ度 | |
使いやすさ |
ちゅららクレンジングローション評価まとめ
どうしてもたっぷりコットンに含ませたくなるので、消費が早いところが難点といえば難点。
節約志向のかたにはお値段が気になるかもしれず、コスパ面での評価はほかの項目より低めにしました。
ただ、短時間で簡単にメイク落としと洗顔ができるところは本当に助かっています。おかげで、「忙しさのせいにして、十分な洗顔をしていない」という肌への罪悪感から解放されました。
数日間使うと、角質ケアと保湿ができているせいか、ベースメイクのノリがよくなってきました。
この分なら、美白効果も期待できそう。久しぶりに、メイクするのが楽しくなっている自分がいます。
クレンジングローション単品でも使う価値は十分ですが、やはりアンチエイジング効果が期待できるモイストローションなど、ほかの商品の成分にも興味がわいてきました。
自然由来なの安心して長く使っていけそうですし、ラインでそろえることも検討してみようかなと思っています。
[*]公式サイトより
Writer☆ふじのまりこ☆
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毎日帰宅が遅く、メイクを落とすのが億劫になりがちな私の味方です。コットンに浸して滑らせるだけでしっかりメイクもスルスル落ち、肌のザラザラも取ってくれます。お水みたいなのにうるおうのも嬉しいです。
皮膚が薄く、かなりの乾燥肌です。
ちょっとした刺激でも肌が赤くなってしまうので、拭き取り系の商品は苦手なのですが、ちゅららだけはひりつくこともなく赤みが出ることもありませんでした。大丈夫でした。洗浄力もあり、ほぼ一度の拭き取りでクレンジングが済みます。
楽チンなので当分リピートする予定です。ただ、目に入るとかなり痛いので注意が必要です。